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大切なお腹の子が!生霊に脅かされた彼との愛
2009年の夏、私はある出来事をきっかけに人の執着の恐ろしさを嫌というほど思い知らされることになりました。愛憎などのあまりに強い思いは、肉体的制限や地理的制限を越えて霊魂となり、思いを伝えたい相手に取り付くことがあるそうです。いわゆる生霊というやつですよね。私はどうやらその生霊に、取り憑かれたという経験をしたようなのです。したようなのですという表現は、まるで私自身ではその生霊に気づくことができなかったというように聞こえますよね。実はその通りなんです。正しくは、私自身が生霊として認識したのは1度だけ。しかも、突発的な事故の中での認識だったため、本当にあれがそうだったのか…。しかし、その時に味わった恐怖は今でも忘れることはできません。これから、あの夏に起こった事の顛末をお話したいと思います。
2008年の春、私は7年間、大学時代から付き合っていた彼とついに結婚することになりました。それまでは東京生まれそう東京育ちだった私ですが、結婚をきっかけに彼の地元でもあり、就職先の会社もある東北の大都市、S市に引っ越すことになりました。私は大学に通うために上京してきた彼とサークルで出会いました。私はそれまで男性と付き合った経験はなく、付き合う男性とはいずれ結婚したいと思っていました。一方彼は、その爽やかなルックスと人当たりのよさで大学在学中はかなり女性から人気があったんです。地元での高校時代にも、ずいぶん女性にもてたようで高校生ということもあり、彼も遊び感覚で毎週のように合コンをしいたそうです。しかし、いざ付き合い始めると根が真面目すぎるところがあり、同じく高校生だった相手の女性にとっては「思ったよりつまらない」と振られてしまう事が多くあったようです。唯一、彼から別れを切り出した女性といえば、彼に入れ込みすぎてストーカーのようになってしまったからという、恋愛方面についてはなんとも不幸な経歴の持ち主なんです、彼。付き合うなら結婚したいと思っていた私と、実は恋愛には真面目な彼。お互い出会ってからすぐに結婚を意識するようになり、私たちの関係は非常に穏やかで安定していたんです。やがて大学生活も終盤に近づくと、彼はそのまま大学院へと進むことになり、私は一足先に就職することになったんです。その間も付き合いは順調に進んでいました。彼の就職が内定した時点で婚約をし、ついに結婚が決まったのですが、私も東京で会社員として勤めていたため、婚約後は先に彼が就職先のあるS市に戻り、しばらくは結婚まで離れ離れで過ごすことになりました。しかし、結婚式はS市であげることになっていたため、結婚式の準備のためにたびたびS市に行っていたのです。
結婚式も迫ったある日のこと、私はいつものように朝一番の新幹線で彼の元へ向かいました。彼にS 駅に迎えに来てもらったその足で式場まで赴き、結婚式の打ち合わせの大詰めをしました。その日はウェディングドレスの変更のための試着も予定に入っており、かなり忙しいスケジュールでした。ドレスの変更が必要になったわけ…。実はその数日前に私の妊娠がわかったんですよ。式の直前ということで慌てましたが、もうすでに婚約済みということもあり、両家の親も喜び、祝福してくれました。もちろん式場のスタッフも皆さん祝福してくれましたが、体調がデリケートな時期なのでそれまで予定していたウェディングドレスではなく、少しゆったりしたスタイルのドレスに変更することになったんです。なんとか土壇場でドレスも決まり、打ち合わせが終わった私たちは街中に出て食事をとることにしました。ちょうどつわりの時期で食べられる物が少なかったため、入れそうなレストランを探しながら歩いていると後から声をかけられたんです。声をかけられたのは主人。振り返ると身長165cmぐらいで、少し太めの女性が立っていました。その女性は私のことは眼中にない様子で、主人に熱心に話しかけていました。主人はしばらく話を合わせていましたが、しばらくすると私のことその女性に紹介したのです。「俺、今度結婚するんだ。」それを聞いた時の彼女の表情と態度は今でも忘れることができません。私のことを、上から下まで検分するように眺めたあと、氷のような冷たい目でじっと睨みつけてきたのです。その後は、また私の方には全く目もくれず、主人との話を再開したんです。だんだんと立ち話も長くなり、私は空腹とつわりのせいで気分が悪くなってきました。そのことに気づいた彼が話を切り上げてくれようとするのですが、相手の女性はまったく話をやめようとしません。しびれを切らした彼が、ついに「こいつ今妊娠してるんだ。ちょっと気分悪いみたいだから、またな。」と言って彼女と別れることができたんです。私は挨拶をして、彼についていきましたが、ふと気になってうしろを振り返ってみると…彼女が顔をうつむき加減にして、あの氷のような冷たい目で私は睨みつけているのが見えたんです。私はそのあまりの表情にギョッとして慌ててその場を立ち去りました。
やっとレストランに入って休憩を取ることができ、気になって先ほどの女性について少し聞いてみました。すると彼女は高校時代に一度は付き合ったものの、ストーカー行為が激しく、彼から別れを切り出したという、まさにその女性だったのです。別れてからもしばらくは付きまとわれて困ったそうですが、大学進学のために上京すると、さすがに彼女もついてこれなかったようで、もちろんそれからは音信不通だったそうです。しかし、彼が地元に戻ってから通い始めた歯科医院で、なんと彼女、(仮にA子さんとします)が歯科衛生士として勤めており、偶然にも再会を果たしてしまったとのこと。さらにまたしてもA子さんからのストーカー行為を受けているというのです。病院にかかるために、初診時に住所や電話番号など、個人情報を記入してしまったため、彼女からまた幾度となく電話があったり、家にまで訪問した形跡があったりと最近とても困っているとのこと。警察に相談しても民事不介入ということで相手にしてくれないそうで…。今はその歯科医院にかかるのはやめ、A子さんと会わないようにしているということですが、これ以上ストーカー行為がひどくなるようなら、もう一度警察に相談すると彼は言っていました。彼にくれぐれも気をつけるようにと伝え、私は後ろ髪を引かれるような思いで一旦東京に戻りました。けれど別れ際の彼女のあの上目遣いの睨みつけるような目がいつまでも忘れられず、なんとなく嫌な予感がしたのです。
私が、体調がなんだかおかしいと感じ始めたのはすぐその晩の事でした。いつもは横になれば楽になるつわりが一向に収まらないのです。妊娠中で体調に変化が起こりやすく、つわりも疲れが出て強くなったせいだと思い、なるべく体を休めるようにして数日様子見を見ることにしました。しかし、体調は悪くなるばかりでした。特に上半身に不調が出ることが多く、頭が割れるように痛かったり、立ちくらみがひどかったり…寝ている間に首のあたりが締め付けられるような感覚がして、呼吸がままならないほど咳き込んでしまったり…。中でも首が苦しいと感じる夜には、なんだか自分の部屋に他の人がいるような気配を感じるのです。しかし、目を開けて確認したいと思っても体が全く動きません。そうこうしているうちに体の調子はどんどん悪くなり、心配した母が「今かかっている産婦人科でもいいから一度見てもらいなさい。」、と言ってきました。次の検診までにはまだ日がありましたが、お腹の子供の事も心配でしたし、早速次の日の会社帰りに、病院の予約を取ることにしたんです。病院へ予約の電話を入れ、その晩は休むことにしました。しかし、その日はいつもにも増して苦しくて、お腹から首にかけてぐるぐると太いゴムを巻かれて締め付けられるような感覚があり、何度も夜中起きて戻してしまいました。母は救急車を呼ぶように何度も言ってきましたが、次の日の病院の予約も入れたし、とりあえず救急車だけは近所迷惑にもなるのでやめてくれと頼んで無理矢理眠りについたんです。次の日、私は母の悲鳴で目が覚めました。母はガクガクと震えながら私を指し、「首、首が!」としか言いません。何事かと思って鏡を見てみると私の首に赤黒いアザがあるんです。しかもよく見ると手の形のようで…。まさかと思って服の中を見てみると昨晩やたらと苦しいと感じていた上半身に、まんべんなく赤黒い手の跡が付いているんです。さすがにビックリして、その日は会社を休むことにし、母に産婦人科まで送ってもらいました。その間も頭は割れるように痛いですし、締め付けられているような感じも消えません。お腹の子が心配で心配で、半ばパニックになりながら産婦人科に向かったんです。産婦人科で降ろしてもらい、母と別れて受付に向かいました。そこで受付のスタッフの方が奇妙なこと言うんです。
「後ろの方はお友達ですか?すみませんが、ご主人様以外の付き添いはご遠慮いただいてるんですが…。」母とは別れたし、もちろん友達の付き添いなどいるはずもありません。驚いて後ろを振り向くと、やはりそこには誰もいないんです。
「え、違いますけど…。」というと、
「あれ、本当ですね。トイレの方に行ったのかしら?お知り合いでないなら結構ですよ。おかけになってお待ちくださいね。」と言われたんです。首をかしげながら、待合室の椅子に座ろうとすると先に座っていた。男性が立って席を譲ってくれました。私がお礼を言って座ろうとすると、すぐ隣に座ってる男性も席を立ったんです。不思議に思ってその男性の方を見上げると、
「お連れの方もどうぞ。」って言うんです。私には連れはいません。
「私、1人なんですけど…。」というと、その男性は
「あれ、本当だ。今もう1人いたと思ったんだけど。すいません、勘違いかも。」って…。私はその辺りから不思議さというより、気持ち悪さを感じ始めていました。みんなして、まるで私の後ろにもうひとり人がいるような対応なんです。気味悪さを感じながら待っていると、私の名前が呼ばれ診察室に入ろうとしました。するとその瞬間、私の方チラッと見たお医者さんが
「アレ?2人で来たの?」私はその言葉にまた驚いて思わず後ろを振り返りました。やっぱり誰もいません。お医者様は次の瞬間に
「ああ1人か。間違った、ごめんごめん。」と言って診察が始まりましたが、私はそれからと言うもの、鳥肌がおさまりませんでした。お医者様は私のアザの跡を見て驚いていました。妊娠線のむくみからくる鬱血かもしれないが、詳しくは総合病院にかかった方が良いとのことで紹介状を渡されたんです。幸いお腹の子に支障はないようで、私はそれだけでも安心しました。ひとまず病院のあとにし、自宅に帰るために駅へ向かいました。駅のホームで電車を待っている時でした。体の不調や子供、彼の事など思いを巡らせてぼんやりしていると誰かの鋭い声が聞こえたんです。
「あんた何してるんだ。危ない!」その瞬間、後ろから誰かに押されたような感じがして、身重の私はなすすべもなく線路へ落ちて行きました。その瞬間、すごい視線を感じて肩越しに振り返ると、そこには…あのA子さんの顔があったんです。別れ際に見たあの時と同じ表情でした。じっとりとした上目使いの、氷のような目。そこで私の意識は途切れ、次に目が覚めた時は病院にいました。周りを見回すと、彼や母が心配そうな顔つきで私を見つめていました。線路に転落したものの、なんとかお腹の子供は無事でした。しかし、入院先の病院の先生に診てもらっても、体のアザの跡に説明がつけられないとのことでした。しかし私にはその原因はもう分かっていました。おそらく、あの女性が彼の思いを募らせたあまり、私に憎しみを抱き、生霊となって様々な災いを引き起こしていたに違いありません。心配するので母には伝えませんでしたが、彼と2人きりになり、私は彼に正直に自分の身に起こったことや自分の考えを伝えました。彼は自分の昔の付き合いのせいだとひどく落ち込んでいましたが、すぐに友人のつてをたどって、すぐれた霊能力を持つ霊能者がいる電話占い澄麗を探してきてくれたんです。霊能者の愛炎先生は私の声を聞くなり、すぐに霊能力による浄霊を行うと言いました。やはり私が考えていた通り、A子さんの生霊が私に憑いているというのです。そこで先生に澄麗式絶縁法をかけてもらい、私から彼女の生霊をはがしてもらったんです。
私は彼女の執念があまりにも強いと感じていたので、本当に生霊が離れたのかとても心配でしたが、その日を境にプツリとこれまでの体の不調はなくなりました。霊能者の愛炎先生によると、駅のホームでの一件で、恐ろしいまでの執念をもつA子さんからの霊障にも関わらず、私が大きな怪我もなく助かったのは、お腹の子の「私を守りたい」という、別の意味での強い思いが働いたから、との事でした。私と彼は、改めてお腹の子を大事に、3人で幸せになろうと誓い合いました。電話占い澄麗の愛炎先生のおかげで、生霊の呪縛から解放され、その後無事に結婚式を挙げることができました。しばらくして私は出産し、あの時私を守ってくれた我が子との対面を果たすことができたんです。私を助けてくれたこの子の強い思いに感謝をして、これからも家族を大事に生きていきたいと思っています。


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